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はじめに

“コア・セッション” は、『TamuraTech Japan』で行っている施術メニューのひとつです。

量子セッション” が、体の側からのアプローチ。
そして“コア・セッション” が、心の側からのアプローチとなっています。
陰陽表裏、本質的には同じものであるとともに同じものではない、ともいえます。

心理カウンセリングやコーチング、催眠、潜在意識、感情や思考に焦点を当てた様々なセラピー、ヒーリングなど西洋的な方法、そして、東洋的な仏教や密教、神道、整体、武術、瞑想などのエッセンスを絶妙に融合、そこにスパイスを加え独特の「ワザ」となっています。

コア・メディエイション

最初は、心因性の激しい喘息やひどい虐待を受けた方の現す幾多の身体症状など、どちらかといえば複雑なケースにあたるこれらを、どうすれば楽にすることができるのか…というところが始まりでした。
それまでも、私の身体均整法の師にあたる方がもともとは催眠療法をやっておられたこともあり、また、私自身野口整体を学んでいたことから、潜在意識と身体症状についてはそれなりに研究もしてはいました。
とはいえ、現場はいつだって想定を超えてきます。
その想定超にその時々対応していくことで、新たな地平に立つことができたようにも思えます。

研鑽と実践を重ねていると、いろいろと気づくことがあります。
見ている側からすれば不安になるほどの激しい身体症状で当の本人も「キツい…」という…けれど、けっこうしっかりと冷静であることや、施術用ベッドに横たわった途端にそれまでなかった腰痛を創造すること…など、ここで詳しくは書けないことが、現場では多々起きます。
こうした場合にどういった見方をするのか、どういう対応をするのか…それによって、施術者の進む方向性は変わってくるものだと思いますが、私の場合は、「これらの現象の背景にある心の動き」に、意識が向かいました。

この方法は、当初名前もない状態でした。
そうはいっても、施術メニューとするには何かしら呼称しないといけない…ということで、単に“心の奥深い、コア(核)にアクセスする”という意味から“コア・セッション”と呼ぶようにしたら、自然と周囲がその呼び名に馴染んだため、そのままこの名称を使っています。
そして、昨年あたりから「そろそろ何か象徴するようなネーミングを…」と思っていたところ、裁くでもなく、治療的な意味合いでもない、「間を執り持つ」という意味をもつ「mediate」という語彙にふと目がいき、ニュアンス的にピッタリきたので、ようやくにしてこの方法に「自分の心と心の間を執り持つ」という意味で『コア・メディエイション』という名がもたらされました。

どういうもの?

想像力✖︎創造力

『コア・メディエイション』は、人間、というよりは生命体がそもそも「素」で備えている力、能力に着目し、その動向を左右する心にアプローチすることで、「素」の力の顕在化を図る方法です。

こういわれるとよくわからないかもしれませんが、カンタンに言ってしまえば、さまざまなコト、モノ、カネ、ヒトなどについての「執着」を削る、あるいはその勢いを減衰化していくことで、現実の方から起きることが変わってくるようになります。

いま問題や悩みなどがある場合にはなかなかわからないかと思いますが、ここでいう「執着」が消えていけばいくほど、その体験が重なれば重なるほど「素」がオモテ(現実)に現れてくるようになります。
そうなると、世間でよくいう「現実は自分が創造している」ということを実感もできますし、自分が自分の世界を創造していたことがわかるので、そのイマジネーション、想像力に驚嘆する…ことになるでしょう。


相・層・貌

人間の心は、一様ではなく多様、一面ではなく多面です。
これを「心相(しんそう)」といっていますが、イメージとしては、関東の箱根の寄木細工のような感じです。

よく意識の表層、深層、という言い方がされますが、実際には深層はこまかく、幾層にも渡る構造になっています。
この構造が理解できたことで、意識のどこに本人の引っ掛かり、詰まりがあるのかをつかみやすくなりました。
これを「心層(しんそう)」といっています。

そして、つまるところこの方法は、人間の何かに「執着」するという基本機能を全肯定し、そこを看破していくことをサポートする方法だともいえるですが、その「執着」にも個々人それぞれに独特のクセみたいなものがあります。
そのクセは、あたかも顔の表情のように個々人の個性を映し出すものであることから、「心貌(しんぼう)」といっています。

人間は、「素」の上にいくつもの「自分」を創っています。
その創りあげた自分自身を「自分」だとカンチガイしている、これを根源的錯覚といっています。
この根源的錯覚に(本当の意味で)気づくことができれば、真の「自分」に出会える…かもしれません。

ない

セッションを体験していけばいくほど、気にすること、強く気にかけること、「〜ねばならない」的な思考が減弱していくことがわかってきます。
これは、アタマで「思わないように、気にしないようにする」(←実際はとても気にしている)ということではなく、ごく自然に、そうなっていってしまうのです。

その体験が重なってきて、本来の「素」の自分が起き上がってくるようになると、ある瞬間に問題や悩みなどの本当の姿、そして、本当はそれらは「ない」ということが、ハタと現れてきます
ここまでになると、世間的な、相対的な世界観、何かと何かを比較する世界からは、だいぶ自由になります。

セッションについて

セッションはご予約いただき、基本的には直接対面にて行いますが、オンラインでも可能です。
直接対面の場合は、お話を少し伺ったあとに施術用ベッドに伏臥位になっていただき、進めていきます。
その時のテーマ(症状、問題、悩みなど)に応じ、また、その方のそのテーマへの問題意識や受容度により時間や内容なども変わります。

オンラインの場合は、

①2回以上直接お会いしている方 
②事情でどうしても直接来ることができない方(遠方だから…は理由になりません) 

という方に限り、オンラインでのセッションを承ります。
詳細はご予約のメールにて、ご確認ください。

どういう方に適している?

セッションは、ここまでをよくお読みいただき、納得のうえお問い合わせください。
各個人の状態、状況に応じた、オーダーメイドなセッションとなります。

「問題を解決する」ではなく「執着を減衰ないしは消滅へと導くことで問題の方から変わっていく」
「気にしないようにする」ではなく「気にしなくてよくなる」
「変えてくれる、楽に変われる」ではなく「依存しなくても大丈夫」
「執着はよくないもの、悪いもの」ではなく「自分及び自分の生き方に気づく契機。いいも悪いもない」

というような方向性です。
これらにさほど抵抗がなければ、是非おいでください。

セッション料金

1回 2万2千円

※時間制ではありません。

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