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1から7

人間の5本ある手指は、それぞれ異なった動きができ、それぞれに役割があります。
チンパンジーその他、手指をうまく使える動物もいるにはいますが、「つまむ」「挟む」のような少し複雑な神経回路が必要な動きや、その指を使って他者の体の痛点を発見したり、あるいは注意深く探り、緊張があればそこをゆるめてほぐすというような動きは、人間特有のものだと思われます。

決まったやり方で、決まった筋肉の決まった部分に決まった時間行うアプローチではなく、その受者となる方の現在抱えている問題や悩みを聞き、その内容に応じてやり方を組み立て、その都度問題となる部位を「手指」で見つけ、その状態によって技術も変えていく…『TamuraTech Japan 』の体へのセッションはこうしたオーダーメイド的アプローチです。

この際に大切になるのが、要となるのが手指による「読み」。
「手指」で何を読むのか、というと、体表に現れてきた体からのメッセージ。
背骨、そしてその周辺、腕、脚、おなか、首…体のあらゆる部位で、体はメッセージを発しています。

メッセージ、というと抽象的なようですが、実際には本人ですらまったく意識できないような体の体表上のわずかな異変を指先で読みとっていきます。
体表に現れる異変というのにも、たとえば、ほんの少しおかしいな…という微妙なものから、これは明らかに臓器に変調をきたしている、というようなものまで何段階もあり、その段階に合わせアプローチしていく必要があります

たとえば、医療的検査によって判明するのは、病変に10段階あるとすると、その「8」段階くらいの状態になってから…とすれば、ここでいう「手指」による身体観察では、だいたい「1とか2」くらいの段階で明確にわかることになるでしょうか。
もちろん、これもあくまでも例えではありますが、「手指」による身体観察に熟達すればするほど、その数値はより小さくなっていきます。

まあ、「2」くらいだと、本人にはあっても「…なんか違和感」くらいの体調異変なので、そこが改善されたところで何をされたかわからない場合の方が圧倒的に多いのですが…(笑)
いづれにしても、この「1とか2」くらいのわずかな異変から、医療的に異常とされる「8」の前、「7」までの段階、要するに疾病以前の段階で体の調整をしておけば、それ以上にはならずに済む可能性は高いワケです。

何かの疾病の時も…そういえば、最近は医療でいくら検査してもよくわからない、という妙な(?)症状が増えていますが、通常の「どこかが悪い。ならばそこを探し出すことが原因」という対症的、直線的な思考ばかりでは、もはや対応できないような事象もこれからは増えてくるように思います。

「8」といわれてからでは大変ですからね。
「1から7」で生きていきませんか…ということで。


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